日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神
『日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神』
著者：相野 仁
イラスト：桑島黎音
この男、向かうところ敵無し――日常に紛れる、とある最強戦士の英雄譚。
ストーリー STORY
「バルさん今日もお願いしますね!」「あぁ、僕でよければ」
親しみやすく、ギルドの受付嬢や街の人々にも慕われるそのおっさん、実は――帝国が誇る《八神輝》の一角として、地上最強格の異能を振るうバルトロメウスその人。
「それではバル様、参りましょう」
バルだけには心を許すエルフ族の美女・ヴィルへミーナを従えて、政界に戦場に無双するその姿は――まさに“戦神”。
スペシャル SPECIAL
登場人物 CHARACTERS
バル
バルトロメウス・グロースヘルト・シュレージエン
普段はベテラン冒険者として新人のトレーナーや街の雑用を買って出ている。有事の際には“戦神”として国を護る。
ミーナ
ヴィルへミーナ・エールデ・プリメーア
冷たい印象のエルフ族の美女。他人に対しては高慢で突き放すような態度を取るが、バルだけは特別で、二人きりのときには笑顔を見せることも。
ニエベ
冒険者ギルドの受付嬢。
地道な仕事も厭わないバルのことを尊敬、信頼している。
エーファ
犬人族。イェニー、ヘレナとは幼馴染で、三人のリーダー的存在。
ヘレナ
犬人族の駆け出し格闘家。
イェニー
犬人族の駆け出し魔術師。
ベアーテ
ベアーテ・エステル・リヒエ・フォーゲルス・リヒト
帝国の第三皇女だが、皇族とは思えないほどの自由人で天真爛漫。
シドーニエ
「氷結の女王」の二つ名を持つ、《八神輝》のメンバー。
主に帝国の東方に滞在し、外敵の監視や治安の維持を担っている。
アリア
貧しい生活を強いられていたが、妹・リリとともに生きるため『闇の手』に加入。
必死に学んで秘書としての地位を得た。
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