完全無欠の引きこもり青年、川村ヒデオ。
かつて、伝説にまで成り上がった（※1）ヒデオが、コネを頼りに得た新天地は、宮内庁のとある部署だった。
その名も「神霊班」！
人々の悪意から生まれ、都市の片隅で人間に取り憑く隙をうかがっている悪霊を祓うのが、神霊班のお仕事だったのだ！
精霊に知り合い（※2）はいても、悪霊のお祓いスキルはまったく持ち合わせないヒデオ（雑用係）の、前途多難のセカンドステージ（※2）がスタート!!
※1『戦闘城塞マスラヲ』シリーズ参考。頑張ってます。
※2『戦闘城塞マスラヲ』シリーズ参考。パートナーとして登場。
※3『戦闘城塞マスラヲ』シリーズ参考。ファーストステージがこちら。
川村ヒデオかわむら ひでお
目つきの悪さと、人見知りの性格のせいで一般企業に就職できず、神霊班に流れついた青年。下っ端としてこき使われる毎日。
闇里ノアレあんり のあれ
ヒデオにとりついた暗黒の守護精霊。ヒデオが困ったり追い詰められたり、とにかく面白い事態になるのを見て楽しんでいる。
ウィル子うぃるこ
ヒデオの元パートナーにして電子の精霊。実は神様レベルの存在。心配なのか暇なのか、時々ヒデオのところに遊びに来る。
名護屋河睡蓮なごやかわ すいれん
"神殺し"本流の一族の第四十四代当代。霊に関する知識、実力は神霊班随一。教育係として、ヒデオを厳しくしごいている。
長谷部翔香はせべ しょうか
"神殺し"の傍流の当代にして神霊班の副長。霊を見ることはできないが、剣の腕は超一流。テキトーな性格で、仕事はサボりがち。
那田蒼一郎なた そういちろう
神霊班の局長。冷静沈着ないぶし銀のダンディ。アクの強い部下たちをうまくまとめている度量の広さもあるが、実は趣味に難あり。
イラスト／上田夢人
引きこもり青年川村ヒデオは、ひょんなことから電子精霊のウィル子に出会い、世界中の猛者が集まるバトルロイヤル「聖魔杯」に参加することに！ 優勝すれば世界が手に入るこの大会に、ヒデオは人生の一発逆転を賭けて挑む!!
