魔人帝国が大陸侵略を掲げ、兵を動かした！ いきなりピンチに陥ってしまった小国ミスマルカ、でもそのとき王の留守を任されていたのは、剣も魔法もできないダメ王子のマヒロ。臣下は絶望、兵たちが玉砕する覚悟を決めたとき、そのダメ王子が「話合いで解決しない？」と、とんでもないことを言いだし!?
いまここに、大陸すべてを震撼させるぐーたら王子の伝説が始まる！
マヒロ・ユキルスニーク・エーデンファルト
ミスマルカ王朝の直系であり聖魔杯の管理者。現在は中原領政務官。
パリエル・カーライゼル
ミスマルカではマヒロ直属の近衛騎士だった。現在は傭兵団の団長。剣の腕はぴか一。
エーデルワイス
マヒロの乳母で教育係。帝国の『風将』であり皇室侍従。氷のような性格。
エミット・リカ・エリクシル
マヒロたちの紋章を巡る旅の仲間。現在は神殿教団の枢機卿。
ジェス
Eランクの勇者だが腕は立つ。魔王を殺すことに執念を燃やす。『独眼竜』。
シャルロッテ・アルセイン・マジスティア
帝国第一皇女にして軍令本部長。『白薔薇姫』。
ユリカ・美ヶ島・マジスティア
帝国第二皇女にして天魔将のひとり。『闇の法王』。
ルナス・ヴィクトーラ・マジスティア
帝国第三皇女であり、マヒロを婿に望む。『光輝の剣』。
キラ・アースヴィンス
帝国の宰相。シャルロッテ達の父親であるネオシスとは古くからの仲。
マリーチ
神殿教団の"預言者"。LIVE大好き。
軍令本部長執務室——その部屋の主たる帝国第一皇女シャルロッテは、マヒロを呼び出し帝シュポ片手にこう告げた。「これは、帝国の危機よ！」「……。」「というわけで、お出かけよ！」シャルロッテ姫のひまつぶし帝国を思う気持ちに突き動かされ、国家の窮地を救うためにマヒロが東西南北に奔走する!? WEB連載時から話題沸騰の「ミスマルカ」シリーズスピンオフ小説が、書き下ろしと幻の短編「天界クロニクル」を加えて書籍化！
