ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
8「??なので、彼らの一ファンの私としましては、かの盗賊団の傘さん下かの組織を勝手に名乗り、人を集めて彼らの正義の行いのお手伝いをしようかと」「そんなバカな団体を作ったら賞金を懸けてあげますからね」受付嬢に募集の紙を没ぼつ収しゆさうれた私は、ギルド内を見回した。張り紙が許されないというのなら個人的にスカウトをするしかないのだが、今のやり取りを聞いていた冒険者達は私と目を合わせない。私は近くにいた盗賊職と思われるお兄さんに近付くと、警けい戒かい心しんを解くため、精せい一いつ杯ぱいに微ほほえ笑みかけた。「そこの暇ひまそうなお兄さん、ちょっといいですか?」「ごめんな、今テーブルの木目を数えるのに忙いそしがいんだ、後にしてくれ」わざとらしく木目を数えだしたお兄さんに、私は思わず?つかみ掛かる。「ついさっきまで暇そうにしていたクセに、一体何が気に入らないのですか!」「止やめてくれ、俺を巻き込まないでくれ!よりにもよって何で俺なんだ、あんたのとこには便利で使えるアイツがいるだろ?アイツは盗賊のスキルも持ってたじゃないか!」「もちろん真っ先に頼たのみましたよ。ところがあの男ときたら、もう少し涼すずしい季節になっ