ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を！　第１話

概要

続・この素晴らしい世界に爆焔を！　第１話

49続・この素晴らしい世界に爆焔を！第１話「??帰りましたよー」「おかーえり！」屋敷に帰ると、ソファーで黄色い毛玉を膝ひざに乗せ、かいがいしく餌えさをあげていたアクアが言ってきた。と、それに続いて台所の方から怒ど鳴なり合う声が聞こえてくる。「??だから、お前の料理は別段凄すごく美う味まいわけでもないし、普ふ通つうなんだよ！料理はスキル持ちの俺に任せて、後片付けだけしてくれればいいから！」「??私にだって女としての矜きよう持じがあるのだ！日頃ゴロゴロしている男に料理で負けたとあっては、私が小さい頃から仕込んでくれた当家の料理人達に顔向けできん！いいからここは私に任せ、お前は広間でゴロゴロしてろ！」どうやら今日の料理当番で揉もめている様だ。台所を追い出されたのか、不ふ機き嫌げんそうな顔のカズマが広間へとやって来る。「おっ？お帰りめぐみん。なあ聞いてくれよ、ダクネスのヤツがまたワガママ言い出してさー」ソファーにゴロンと寝ねそべりながら愚ぐ痴ちをこぼしてくるカズマに向けて。「どうせカズマがまた余計な事でも言ったのでしょう。……それよりも。その、今晩こそ