ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

48首に回していた手の位置を下げて、余計な事を言い出したゆんゆんの胸部装そう甲こうを思い切り握にぎり締めた私は、「それにしても、あんな騒さわぎになるとは思いもしませんでしたよ」「どうして思いもしないのよ。王都の方から魔王軍襲しゆう撃げき警報のアナウンスが流れてたけど、あれどう考えてもめぐみんの魔法攻こう撃げきのせいだよね」「……まあ、派手な盗賊団デビューだと思えばいいのではないでしょうか」「盗賊団ってよりテロリストじゃない!ねえ、もう解散しない?これって下手したら、そのうち銀ぎん髪ぱつ盗とう賊ぞく団よりも高額な賞金懸かけられそうなんだけど」それはそれで望むところだ。「まあいいではないですか。それに王都の人達もそのうち慣れてくれますよ、これから毎日これをやるのですから」「ちょっと待って?私聞いてないんだけど!」「おっ、そろそろ着きますね。若じやつ干かん魔力も回復しましたし、ここまででいいですよ」「ねえ、明日もこれやるの?私やっぱり足抜けしたい!」騒ぐゆんゆんの声を聞き流し、私は屋や敷しきへと足を向けた??