ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
40めてたのは一体なんだったの?」先ほどからずっと同じ事を言い続けるゆんゆんを無視し、あらためて屋敷を観察する。「警備の数と屋敷の規模。……私がその気になれば爆ばく裂れつ魔ま法ほうで一いち撃げきですね」「ねえめぐみん、あなたは紅魔族随ずい一いちのバカを名乗るべきだわ!」屋敷の人達の注目を浴びてはいけないので騒さわぐゆんゆんの口を塞ふさいで黙だまらせていると、困こん惑わくした表情のアイリスもくいくいとマントの端を引っ張ってくる。「あの、めぐみんさん……?世間の常識には疎うといわたくしですが、これはさすがにいけない事だと理解できます。せめて、証しよう拠こなりを見付けてからにしてみては……」そんなアイリスを安心させようと、私は自信を持って笑いかけた。「大丈夫ですイリス、魔道具作りに長たけた紅魔族には昔からこんな言葉があるのです。『無い物は作ればいい』」「ちょっとあんた待ちなさいよ、それは言葉の意味が違うから!」思わずツッコむゆんゆんに、私は視線の先は屋敷に向けたままできっぱり告げる。「大丈夫ですよゆんゆん、私達にはイリスがいます。この子がバックに付いていれば裁判で負ける事などあり得ませんとも」「ねえ、これだけは聞かないでおこうとずっと思ってたんだけどやっぱり聞かせて!イ