ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

38っている人がいるのなら、そこが貴族の屋敷だろうが王城だろうがどんな場所にでも忍しのび込む。それが仮面盗賊団だ』そう、以前盗賊団に会った際に仮面の男が言ったこの言葉を教えてあげただけなのに。「それより今後の目標です。私達はまだたったの三人。しかも皆みな年も若く、このまま縄なわ張ばりを広げて勢力を拡大しようとしたところで、今のままでは舐なめられてしまうでしょう。そこで、強こわ面もてで有能な団員を増やしながら徐じよ々じよに知名度を高め、やがて銀ぎん髪ぱつ盗賊団と肩かたを並べられる様にするのです!」私の力説を聞いた二人はそれぞれ団員に相ふさわ応しそうな人でも思い浮うかべているのだろう。「強面で有能な団員かあ……。あの人達は盗賊団とかアウトローな事にうってつけなイメージがあるけど、絶対ロクな事にはならないし……」ぶつぶつと呟きながらゆんゆんが悩なやむ中、アイリスが難し気な表情で腕うでを組み。「あの、めぐみんさん。以前この街でとても良くして頂いた、凄く優ゆう秀しゆうな方がいらっしゃるのですが、その方をお誘さそいしてみますか?」「凄く優秀な方ですか。どんな事情でこの街で知り合いが出来たのかは知りませんが、どういった人なんですか?」