ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
36て暇ひまを持て余している時などは各自ここに勝手に来る事。まあ言ってみれば私達の溜たまり場ばです。それぞれ鍵を持っていてくださいね」溜まり場という言葉にゆんゆんが眼めを紅あかく輝かがかやせ喜びを露あらわにし、アイリスも一体何が嬉しいのか、満面の笑みを浮かべながら行ぎよう儀ぎ悪わるくもソファーに飛び乗る。やがてゆんゆんがニヤニヤと緩ゆるんだ笑みを浮かべながらソファーの端はじっこに腰こしかけると、私は二人を前に身を正す。「予想外にアッサリとアジトが手に入ってしまいましたが、コネや実家の力だって才能の一つです。使えるものは遠えん慮りよなく使わせてもらいましょう。……さて」私はテーブルの上に手を置くと。「それではあらためて、我が盗賊団の活動方針を話しましょうか」そう前置きして、ここにきて二人にようやく説明を始めた??「??というわけです。彼らは私腹を肥やしているわけでもなく、むしろ庶しよ民みんの味方の義ぎ賊ぞくであるにもかかわらず犯罪者であると高額賞金を懸かけられ追い回される。それでもなお、彼らは世界のため、人類のため!その行いが誰にも知られる事がなくても、そして理解される事がなくても、今も戦い続けているのです!」