ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
2プロローグそれはあの人と一いつ緒しよに行った花火大会の夜だった。私があの人との約束を果たせなくて、少しだけ落ち込みながらとぼとぼと帰っていた時だった。アンダインという名の評判の悪い貴族の屋や敷しき。そこに、見るからに怪あやしい人達が屋敷を遠巻きに眺ながめていた。見覚えのあるその仮面に胸が高鳴る。なんだろう、私はこんなにもチョロい女だっただろうか。もっと身持ちの固いしっかり者のつもりだったのだが……。私は意を決すると、その二人に話しかけた。「??あ、あの……。もしかして、そこにいるのは銀ぎん髪ぱつ盗とう賊ぞく団のお二方ではありません