ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を！　第１話

概要

続・この素晴らしい世界に爆焔を！　第１話

27続・この素晴らしい世界に爆焔を！第１話では一番ズレてましたからね。まったく、これだから常識を知らない子は……」「あんたちょっと待ちなさいよー！この三人の中じゃ、私が一番常識人なつもりがあるわよ?って、イリスちゃんもお金を払わない内から齧っちゃダメよ！」「す、すいません！いつもは供回りの者が勝手に払っていたもので……！」私の意外な弱点が露ろ呈ていしてしまったが、これでは試験を続けるどころではない。ううむ、アイリスは戦力的に見ても人材的に見ても、確かに優ゆう秀しゆでうはあるのだが……。「ねえめぐみん、何をそんなに渋しぶってるのか分からないけど、いい加減イリスちゃんも仲間に入れてあげたらどうかな？その、仲間に交ぜてもらえないのはとっても辛つらい事なんだよ……」「ゆんゆんが言うと凄く重いので止やめてください！分かりましたよ、この試験はお預けです。でもとりあえずはお試ためしの仮入団という事で。あなたのお付きの人達に知られたら何を言われるか分かりませんからね」ゆんゆんの説得に折れた私の言葉を受けて、アイリスが顔を輝かがかやせる。「というわけで、仮入団のあなたは私達の中で一番の下したっ端ぱです。リーダーである私の言う事には従ってもらいますからね？」それを聞いたゆんゆんが、ふと思い出した様に。