ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

25続・この素晴らしい世界に爆焔を!第1話正直言ってあれこれと難なん癖くせを付けて入団は諦あきめらさせるつもりだったのだが……。と、ふとゆんゆんが。「これ以上身体能力の試験をしても意味がないし、学力や一いつ般ぱん常識の試験でいいんじゃないかな?まあイリスちゃんは育ちも良さそうだし、それなりに学力も高そうだけど」「それです!」ゆんゆんがなんとなく言ったその言葉に、私は大きく頷うないずた。相手は英才教育を受けた王女様。なので学力テストなどは意味をなさないが、一般常識となれば話は別だ。「盗賊に必要なのは高い戦闘力ではありません。そして知力が高いに越こした事はありませんが、最も大事なものは常識です!イリスの常識力がどれほどのものなのか、この私が測りましょう!」「アクセルでも飛び切り常識知らずのめぐみんが、他人の常識を測るだなんて一体何の冗じよう談だん……痛い、痛いっ!」余計な口を挟はさむゆんゆんの髪かみを引っ張っていると、少しだけ困こん惑わく気味のアイリスが、それでも拳を握り言ってきた。「だ、大丈夫です!わたくしだってこうして抜ぬけ出して街を探たん索さくしているのですから、