ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
20「大丈夫です!王族……、いえ、チリメンドンヤの一族は強いんです!」チリメンドンヤとは紅魔族みたいな種族の名称だったりするのだろうか。アイリスは対たい峙じするカエルに向けて、腰こしに差していた剣けんを抜いて構えると。「『エクステリオン』!」叫さけぶと同時、まだかなりの距きよ離りがあるにもかかわらずそれを振る。小柄なアイリスには似合わない、豪ごう華かな装そう飾しよがく施ほどこされた長大な剣は、大きな見た目に反し軽々と空を斬きると??こちらに向かって飛び跳はねていたカエルが、前触れもなく真っ二つになった。「「ちょっ?」」思わず声を上げてしまった私とゆんゆんが見守る中、アイリスは満足気に剣を鞘さやに納めると。「めぐみんさん、どうですか?これで試験は合格ですか?」「えっ?……ええと、これはまだ試験の第一段階です!今倒たおしたカエルはこの辺りでは装備を整えた冒ぼう険けん者なら誰でも狩かれるモンスター!そんなのは一いち撃げきで倒せて当たり前