ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話
15続・この素晴らしい世界に爆焔を!第1話そんなすっとぼけた言葉と共に、私とゆんゆんに串焼きをすすめてきた。どうやらイリスという偽ぎ名めいを使ってほしい様だ。私は串焼きを手に取ると。「はあ……。それで、イリス様はこんな所で何してるんですか?この街は治安は良い方ですが、どんな間違いが起こるか分かりませんよ?」「イリス様は止めてください、イリスと呼んでください。……ふふっ、実は先日、この街にこっそり遊びに来たんです。その時はお兄様には会えなかったのですが、面おも白しろい方と知り合いになりまして……。世の中はまだまだ変わった人がいるのだなと知り、こうして社会勉強として抜ぬけ出してきました」いきなりのとんでも発言に私は齧っていた串焼きを噴ふん出しゆしつた。今いま頃ごろ王都では大変な騒ぎになっているのではないだろうか。「ささ、そちらの方もどうぞどうぞ」「あっ、ありがとうイリスちゃん!ええっと、私はゆんゆんって言います。……ねえめぐみん。この子って金きん髪ぱつに青い目をしてるけど、ひょっとして貴族のお嬢様?」同じくアイリスから串焼きを受け取っていたゆんゆんが、それをおずおずと口に運びながら尋たずねてくる。