ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を！　第１話

概要

続・この素晴らしい世界に爆焔を！　第１話

11続・この素晴らしい世界に爆焔を！第１話ないかがわしい団体への勧かん誘ゆうだったの?」驚おどきろの声を上げるゆんゆんに私は思わず食って掛かる。「いかがわしい団体とは何ですか！清く正しく真っ当に盗みを働く、世のため人のためになる盗賊団ですよ！」「何言ってるのかわかんない！嫌いやな予感しかしないからやっぱり止める！」ゆんゆんと言い争っている間に、私が声をかけようとしていたお姉さんがギルドから慌てて出て行った。私は逃にげようとするゆんゆんの片手を?むと。「紅こう魔ま族ぞくともあろう者が何を怖おじ気けづいているのですか！まったく、この騒さわぎのせいで皆警けい戒かいしてしまいました。ほら、いつまでも駄だ々だを捏こねてないで街へ団員を探しに行きますよ！新しい団員という事はあなたの仲間でもあるのです。ほら、友達が増えますよ」「友達が増えるって言っておけば、私がなんでもすると思ったら大間ま違ちがいだからあああ！」２「??ほら、あの人なんてどうですか？盗とう賊ぞくに向いてそうな顔をしてますよ」