ブックタイトル続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

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続・この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話

9続・この素晴らしい世界に爆焔を!第1話たらその遊びに付き合ってやるよと言ったのです。どうも、私が本気でかの盗賊団の支し援えん団体を作ろうとしているとは思っていない様でして」「そりゃあ賞金懸かった盗賊団なんかを支援するだなんて、一体何の冗じよう談だんだって思うよな」相あい槌づちを打つお兄さんの言葉に、私はバンとテーブルを叩たたき。「あの盗賊団は人類の未来を救うため、後ろ指をさされながらも日夜活動をしているんです!まずはそこら辺から徹てつ底てい的に語ってあげる必要がありそうですね!」「止めてくれよ、そんなの聞きたくないしあんたには関かかわりたくない!ほら、つまみのピーナッツやるから他を当たってくれよ!」……なんという事だろう。憧れのあの人達のお手伝いをするどころか、まずは世間の人達が抱いている誤解を解かなくてはならないとは……。ピーナッツが入った皿を片手に、私はそれをポリポリと齧かじりながら辺りを見回し……。やっぱり皆みなが目を逸らす中、ふと背後から視線を感じた。私がジッとそちらを見ると、私と目が合った視線の主は慌あわてて顔を俯うつむかせるが、やがて何かを期待する様な眼まな差ざしでチラチラと上うわ目め遣づかいにこちらを見てくる。……。