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スニーカー大賞

第18回スニーカー大賞 春の選考 受賞者の言葉

特別賞 エピデミックゲージ

相川黒介 あいかわ くろすけ

 全国のスニーカー文庫ファンの皆様、はじめまして! このたび特別賞を頂戴した相川黒介です。
 まずこの場を借りて、編集部を始め今回の選考に携わった方々に感謝の言葉を述べたいと思います。拾ってくれて、本当にありがとぉーーーっ!!! 心からの叫びです。魂が震えております。
 と言うのも、賞をいただけたことが未だに信じられないんですよ。応募前に身内へ原稿見せたら、「面白いけど、わざわざ買ってまでは読まない」とか言われるし。自分としても、応募後に時間を置いて読み返してみたら、設定は小難しくて展開はベタ。だから通っても一次選考までだなぁ、なんて諦めてた次第です。
 そんな折りにきた受賞を伝える電話。そりゃ小躍りしますよ。一時間ほど。おかげで翌日は無駄に筋肉痛です。もう若くないんです。
 おっと話が逸れました。そんなこんなで何で受賞できたか分からないまま、編集部へ御挨拶に伺ったわけです。賞を取ったからには何か良い所があったのだろう。行くまではそう高を括ってたんですが……。
 いざ担当さんの話を聞くと、出るわ出るわダメ出しの嵐。項目にして20以上。しかも的を射てるから余計悔しい。最後には我慢出来ずに自分から聞いちゃいましたもん。「私の作品、一体全体どこが良かったんですか?」って。そしたら担当さんから返って来たのは「冒頭3ページ目のシーンが良かったですね」ってお言葉。いやいや、そこがピークだと残りの117ページ尻すぼみじゃんって話ですよ。
 初対面にも関わらず全力でツッコんじゃいました。あの節は御無礼を。よくよく聞くと編集部のみなさんは、そんな私の作品からもキラリと光るものを見つけて下さってたようで、それが賞に繋がったとのことです。
 まあどんな背景にせよ、今回の受賞は紛れもないチャンスです。読者の皆様を楽しませる作品を執筆すべく、今後も自分自身を研鑽して行きたい所存であります。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。

特別賞 世界の正しい壊し方

三ノ神龍司 みのかみ りゅうじ

 初めまして、三ノ神龍司という者です。今回はスニーカー大賞特別賞という 身に余る栄誉をいただき、自分の作品を選んでくださった方々にこの場を借りて心からの御礼を申し上げます。
 4年間作品を送り続けていたのですが落ち続け、今年を境に送るのをやめようかな、と思っていた時だったのでなんとタイミングの良い事か……! 今回は毛色を変えたのが良かったのでしょう。今まで陰気な主人公を書いていたのですが、今回は「よっしゃ勢いに任せてふざけきった子にしよう! シリアスをむしろ笑い飛ばすくらいに、ふぇふぇ」と思い切ってみたのが良かったようです。
 受賞の電話をいただいたときはとても嬉しかったのですが、それ以上に本当に驚きました。あまりにもテンパり過ぎたために「三次選考通過しました」「おー」とか「受賞しました」「ほー」とか、逆に驚いていない声をあげてしまい、編集長様に「……受賞した事、喜んでます?」と心配させてしまいました。大丈夫です、本当に喜んでいます! むしろ喜び過ぎて、数日間上の空になったためにお店屋さんから会計の済ませていない商品を危うく担ぎ出しそうになったくらいですから。……あの時は本気で焦りました。なんとか事なきを得て前科をもらわずにすみましたけれど 。
 最後に作家になるという意思表明をした時、応援してくれた高校の先生、本当にありがとうございます。このペンネームに恥じぬような作品を作り上げます! 唯一、色々な言いにくい相談に気軽に乗ってくれた姉上様、中には変な趣味についてもありましたが、視野が広がったのは貴方のおかげです。
 特別賞を受賞してやっと作家という夢に一歩踏み出し、近づくことができました。読者の皆様に面白いと言っていただけるような作品を創りだせる作家になれるように頑張ります! どうぞ宜しくお願いいたします。